戦国武将・武田信玄が居城とした躑躅ヶ崎館跡にある『武田神社』とは!?
山梨県甲府市の『武田神社』にやってきました!!
この神社は、戦国武将・武田信玄が居城とし領国経営を行っていた躑躅ヶ崎館の跡地に大正時代に創建された非常に新しい社です。
この神社は、甲府観光で必ず訪れる場所だね。
本日は、武田神社と躑躅ヶ崎館跡の見所と歴史をかいつまんでご案内したいと思います。
▼アクセス
武田神社へ公共交通機関で訪れる場合は、甲府駅から山梨交通のバスで10分(190円)で行くことが出来ます。
甲府駅からだと約3㌔近くかるから、徒歩だと30分ぐらいかかるよ。
住所:〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611
先ずは、武田神社の大手門にあたる表参道の入口はコチラです。
躑躅ヶ崎館だった当時のこの場所は、東曲輪(ひがしくるわ)に面したお濠があって、橋なども無かったんだ。
つまり、武田神社になってから濠に橋が掛けられて大手門になったんだよ。
位置関係を知るための武田神社の公式HPより拝借してきた境内案内図です。
現在は、神橋と書かれた場所におり、ここから表参道を通って境内に入っていきます。
お濠は現在でも機能しており、武田信玄公の名言とされる「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」の言葉から躑躅ヶ崎館は平城とも言えないただの「館」で甲斐には城と言える城は無かったと云われますが、実はそんな事も無かったというのが分かります。
うん、そうだね。 「人は城、人は石垣、人は堀」の言葉から石垣も、堀も造らなかったという風に誤って伝わっているね。
「神橋」を渡って境内に入って行くのですが、正面鳥居の左右には石垣が見えております。
この石垣は前述の通り東曲輪に面した部分なんだけど、信玄公が在世の時には土塁(どるい)で造られていたんだ。 石垣はいつ頃出来たものかは分からないけど、1919年(大正8年)以降に一部を崩して現在の表参道へと造り変えられております。
石垣に近付いて見上げてました。 いつ頃に出来た石垣かは分からないですが、かなり立派です。
石垣登った先にある石の鳥居を潜り抜け本殿へと歩を進めます。
本殿へと真っ直ぐ表参道を進んでいきます。
この武田神社の本殿は、この場所が城であった時の本丸にあたる本郭部に造られてるんだ。
表参道を入って直ぐに左手を観ると能や神楽が奉納される「甲陽武能殿(こうようぶのうでん)」という舞台が見えました。
更に表参道を進んだ所にある「手水舎」で手口を清めます。
▼本殿
本殿前に到着です。
この神社は、日露戦争後に国威発揚を目的に武神・軍神を祀ることが奨励され、1919年(大正八年)に建立されたものです。
だから、この神社の祭神は前述の通り戦国きっての名将・武田信玄公なんだよ。
しっかりと参拝します。
本殿を参拝後、本殿横にある通称「信玄公御使用井戸」を見学します。
お城だった時も中心地だったこの場所にあった井戸だから、きっと信玄公も飲んだんだろうね~。
▼宝物殿
本殿参拝後は、有料(開館日時:年中無休/9時30分~16時、拝観料:大人300円)とはなりますが「宝物殿」を見学します。
写真撮影が禁止されてるから写真は無いんだけど、内部には武田信玄所縁の宝物が所狭しと展示されていて、見応えは凄いよ!!
武田神社の主要部分を参拝・見学後、躑躅ヶ崎館の痕跡を観に西曲輪があった奥に向かって進んでいきます。
城内案内図
躑躅ヶ崎館は土塁で築かれた城だったので、石垣の個所が少ないので知らずに訪れると城である事は非常に分かりづらいですが、所々に痕跡が観られ面白いです。
東曲輪は本郭部から独立するように造られている為、間には沼の様な堀を観るのが楽しいです。
▼旧大手門
最後に、この神社が城だった時に大手門だった場所を見学します。
この場所では大規模な発掘調査がされており、当時の遺構等がいくつも発見されたそうです。
とっても、ロマンがあるね!
発掘された石塁等が一部がそのままに残されており、触れる事が出来る様になっております。
▼さいごに
以上で、戦国武将・武田信玄が居城とした躑躅ヶ崎館跡にある『武田神社』のご案内となります。
皆様も信玄公の足跡辿りに訪れてみては如何でしょうか。
ご精読ありがとうございました。
みんなもきてねー!
▼最寄り宿
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